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"オバサン"という表現

日本には“オバサン”という、独特の呼び方があります。

ここで言うのは“叔母さん”ではなく“オバサン”です。

未婚・既婚・年齢は関係なく、
“老けたかんじ”だったり“厚かましいかんじ”だったり………
そう呼ばれてあまり嬉しくはなく、また、失礼に当たる表現です。

諸外国には無いそうですね。“オバサン”という表現。

でも私が子供の頃は、子供がいればどんなに若いお母さんでも
“〇〇ちゃんのおばさん”と呼んだものでした。

最近では“それは失礼”ということで、子供がいる方なら「〇〇ちゃんのママ」
お子さんのいない方や、通りすがりの人には「お姉さん」と言いますね。

私は比較的“オバサン”と呼ばれることに抵抗がなく、
普段から私より年下のお母さんのお子さん方には、
自ら“おばちゃんはね~”などと話しかけていました。

するとあるお客様から

「うちでは“オバサン”という言葉は教えていませんので」

と、やんわり否定されてしまいましたが(^_^;)

先日娘の友達とママが家に遊びに来たとき、いつものように私は子供達に

「おばちゃんがね」

と、話しかけていました。

すると翌日、娘が保育園から帰ると、私にこう言いました。

「お母さん、なんで彩花ちゃんとめいちゃんに、“おばちゃん”って言うの?」

えっ…………………?

「真緒のお母さんなのに…お母さんはおばちゃんじゃないもん!おばちゃんって言っちゃヤダ!!」

………………………ごめん………

他に返す言葉が見つかりませんでした。

私は高齢出産のため、他のお母さん方より一回り以上年上だったり、
下手したら自分の娘と呼んでいいくらいのお母さんもいます。

そんな中で
「真緒ちゃんのママはね」

などと話しかけるのも気恥ずかしく、つい、言いやすい“おばちゃん”を使っていたのですが…

娘はとてもそれがイヤだったようです。

そういう子供の気持ちなどに配慮が行き届かない無神経な所が、
“オバサン”なのかもしれません。

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