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人間も、動物も......その二

月曜日、朝一番で動物病院を受診しました。

もしかしたら………もう駄目なのかもしれない。3日間、水も飲まないシロコ……

娘も保育園を休ませて、一緒に病院に連れて行きました。

再度レントゲンを撮る。
何も写らないが、胃にガスが溜まって、腫れているのがわかる。

「異物があるかどうかはわかりませんが、あるとしたら早く開けて取らないと……
ただ腎臓の弱い子なので、麻酔に耐えられない可能性もあります。
手術自体がうまくいっても、術後容態が急変する場合もありますので」

私は考える。
本当に異物があるかどうかわからないのに、リスクが大きい手術をさせるのか……

でもこのまま放っておいたら、苦しんで死んでしまうかもしれない………

『先生の思う、最善策は、どれですか?』

「リスクは大きいですが、開けてみないことにはわからないので…
もし異物が残っているなら、一刻も早く取ってあげないと。
ただ、慢性腎不全で体力がないので、今日は点滴で体力をつけてあげて、明日手術する………ですね」

手術をした場合の生存率は五分五分。これはもう、“掛け”だ。

でも、飼い主として、何もしないで死なせるわけにはいかなかった。

『先生におまかせします』

手術をお願いして、シロコを置いてきた。

帰り道、自然に涙が流れてきた。すると、私を見て娘が言う。

『ママ!まおがシロちゃんのかわりになるよ!ミャオ~ン、ゴロゴロ……』

そして、私の体に娘は頭をなすりつけて、猫が甘える動作をする。
娘はシロコのことで落ち込む私に、気を使っているのだ………

「ごめんね。真緒にまで心配させて…」

全く、情けない親である。

火曜日。
手術の前にもう一度面会と、手術の手続きに動物病院を訪れる。

「バリウムを飲ませてレントゲン撮影できればと試みましたが、
どうしてもバリウムを拒否するので、やはり開けますね」

何事も異議申し立てが無いよう、署名する。

点滴で、足が腫れ上がったシロコを見るのは痛々しくて、胸が締め付けられる。

『シロちゃん、ママ待ってるから、元気になって帰ってきてね』

頭をなでると「ぴゃぁ~」と鳴いて、私と娘の手に頭をすりよせてきた。

シロコの鳴き声は「ニャー」とか「ミャ~」ではなく、『ぴゃぁ~』と鳴く。
そしてその時の『ぴゃぁ~』は、私に何を訴えていたのだろうか。

「今日は雨で患者さんも少ないから、早く閉めて手術しようと思います。お預かりします!」

先生に全てを託して、病院を後にした。

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