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最近のエントリー
ブログ 2012年10月
人間も、動物も......その三
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/13513808391-thumb-180xauto-1331.jpg)
家に着いて、食事をしている画像です。
手術は成功………というより、空振り。
お腹を開けてみたところ、異物は何も入って無くて、たぶん全部吐ききったか、便で出たか……
というところらしく………
デジカメで撮った胃や腸の画像を見せて、説明してくれました。
結果的には、シロコの体に負担をかけさせるだけの手術となってしまいました。
いろいろ悔やんでみたり………
自分を責めてみたり……
やり切れない思いでいっぱいな自分がいます。
なぜあの時、お刺身を買ってしまったのだろうとか………
なぜトレーをすぐにキチンと捨てなかったのだろうとか………
そして、「うちのレントゲンでは残念ながら写らないので」と言われたときに、
もっとしっかりした飼い主さんなら、もっと良い機械のある病院に移したかもしれない…………とか。
………………………
でも。
よくよく考えてみる。
先生は、シロコを良く知っている。
おとなしいけど、気まぐれで神経質なシロコ。
慢性腎不全でどれだけ弱った状態で来院し、今に至ったのか。
病院を変えていたら、もっと悪い結果が
出ていたかもしれない……と。
引っ越しのストレスで、また具合が悪くならなければと、とても心配してくれたし。
引っ越しして、幸いにもかえって元気になって、とてもそれを喜んでくれた先生。
お金儲けで手術がしたかったはずはない。
本当に、シロコが苦しんでいるのを助けたかったのだと思う。
「かわいそうなことしちゃったな…」
先生は何度もそう言っていました。
シロコは、今はとにかく食事をいっぱい取って、体力をつけなければいけないのですが。
入院中、シロコが食事をしている画像も、見せてくれました。
ずっと、温かく、手厚く、見守っていただいたようです。
空振りに終わったことに責任を感じているのは、他ならぬ先生なのではないか……
シロコの今回の入院を通して、思うこと、考えることがたくさんありました。
後悔が無いと言えば、嘘になります。
でも、起きてしまった現実を嘆いてみても、何も始まらないのです。
人間も、動物も、生きている限り、前にしか進めないから……
おかげ様でシロコは順調に回復し、火曜日には抜糸です。
この子達の“親”となったときから、全責任はこの私にあるので、
最後を迎えるときに、できる限り後悔の無いように、
共に生きていこうと思います。
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月28日 22:44
人間も、動物も......その二
もしかしたら………もう駄目なのかもしれない。3日間、水も飲まないシロコ……
娘も保育園を休ませて、一緒に病院に連れて行きました。
再度レントゲンを撮る。
何も写らないが、胃にガスが溜まって、腫れているのがわかる。
「異物があるかどうかはわかりませんが、あるとしたら早く開けて取らないと……
ただ腎臓の弱い子なので、麻酔に耐えられない可能性もあります。
手術自体がうまくいっても、術後容態が急変する場合もありますので」
私は考える。
本当に異物があるかどうかわからないのに、リスクが大きい手術をさせるのか……
でもこのまま放っておいたら、苦しんで死んでしまうかもしれない………
『先生の思う、最善策は、どれですか?』
「リスクは大きいですが、開けてみないことにはわからないので…
もし異物が残っているなら、一刻も早く取ってあげないと。
ただ、慢性腎不全で体力がないので、今日は点滴で体力をつけてあげて、明日手術する………ですね」
手術をした場合の生存率は五分五分。これはもう、“掛け”だ。
でも、飼い主として、何もしないで死なせるわけにはいかなかった。
『先生におまかせします』
手術をお願いして、シロコを置いてきた。
帰り道、自然に涙が流れてきた。すると、私を見て娘が言う。
『ママ!まおがシロちゃんのかわりになるよ!ミャオ~ン、ゴロゴロ……』
そして、私の体に娘は頭をなすりつけて、猫が甘える動作をする。
娘はシロコのことで落ち込む私に、気を使っているのだ………
「ごめんね。真緒にまで心配させて…」
全く、情けない親である。
火曜日。
手術の前にもう一度面会と、手術の手続きに動物病院を訪れる。
「バリウムを飲ませてレントゲン撮影できればと試みましたが、
どうしてもバリウムを拒否するので、やはり開けますね」
何事も異議申し立てが無いよう、署名する。
点滴で、足が腫れ上がったシロコを見るのは痛々しくて、胸が締め付けられる。
『シロちゃん、ママ待ってるから、元気になって帰ってきてね』
頭をなでると「ぴゃぁ~」と鳴いて、私と娘の手に頭をすりよせてきた。
シロコの鳴き声は「ニャー」とか「ミャ~」ではなく、『ぴゃぁ~』と鳴く。
そしてその時の『ぴゃぁ~』は、私に何を訴えていたのだろうか。
「今日は雨で患者さんも少ないから、早く閉めて手術しようと思います。お預かりします!」
先生に全てを託して、病院を後にした。
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月25日 22:44
人間も、動物も......その一
以前から患っていた慢性腎不全ではなく、異物を飲み込んでしまったためです。
転居以来、この家が気に入ったようで、前の家にいたときより元気になり、
ストレスで異常に舐め壊していた皮膚も、だいぶ舐める行為をしなくなり、
順調に毛が元通りに戻りつつありました。
新居でのお気に入りの場所も決まり、シロコの為にも、引っ越しして良かったと思っていました。
ところが先週金曜日の晩、帰宅すると、シロコが娘の部屋で大量に嘔吐した後が............
嘔吐物を見ると、3センチ四方くらいの大きさの布片のようなものが、丸まって入ってました。
広げるとその布片は、ちょっと、伸縮します。
「そういえば、昨日の夜も少し吐いた時に、同じ物が混ざってたかも............」
よくよく思い出してみると、前日の夕飯にお刺身を調理した祭に、凄く欲しがっていたのです。
たぶんトレーとお刺身の間に敷いてある、抗菌シートを食べてしまったようです。
その晩シロコはお気に入りの場所から一歩も動かず、水すら飲まなくなってしまいました。
明けて土曜日は娘の運動会。
朝から動物病院に連れては行けず、夕方早めに店を上がらせてもらい、
いつも通っている草加の動物病院に向かいました。
駅の改札を抜けると、駅前広場で動物愛護団体が、子猫の里親募集をやっていました。
「シロちゃん、あなた11年前、ここにいたのよ」
シロコに話しかけながらちょっと覗くと、可愛い子猫が7~8匹はいたであろうか。
ここでシロコを譲ってもらった時は、慢性腎不全になって5日置きに病院通いすることも、
異物を飲み込んで、動かなくなることも、何も想像できなかったっけ.........
病院の診療時間ギリギリだったので、その場を足早に立ち去りました。
病院に着き事情を話すと、まずは触診とレントゲンです。
「異物があれば触診で痛がるはずだけど.........」と先生。とりあえず、痛がりはしなく.........
レントゲンの結果は何も写らない。
但し、「もっと高性能なレントゲンなら、ああいった薄い物でも写ると思うけど、
残念ながらうちにはその機械が無いので...。写ってなくても異物が残っている可能性は十分あります
」
そして、「もともと腎臓が悪いので、大量に吐いて体力が落ちて、食べたり飲んだりできなくなってますね。
点滴で元気になって、少し食事して、残った異物を吐き出してくれたら、一番理想的ですが...」
その日は点滴をして、月曜日まで様子を見ることになりました。
帰りの駅前広場では、もう、里親募集は終わっていて。
「みんな、飼い主さん見つかったかな。見つかるといいね。
でもシロちゃんはママの子になって、幸せかな?あんまり幸せじゃないかな?
ママはあんまりいい飼い主じゃなかったね、きっと.........」
キャリーケースの中のシロコに話し掛ける.........
シロコはただ私の顔を見つめている............
そして日曜日を挟み、月曜日になっても、シロコは水も飲まず、じっとお気に入りの場所から動きませんでした。
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月25日 22:40
"ゆめみっち"のキャラ弁☆
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/13510467541-thumb-180xauto-1333.jpg)
本日、保育園の年長組さんと年中組さん合同で、
芋掘り遠足に出掛けました♪
遠足といえば、お弁当!
今回は娘のリクエストで、アニメ『たまごっち』の新キャラ“ゆめみっち”のお弁当になりました (*^o^*)
本当はこの“ゆめみっち”、薄~いピンク色をしているのですが、
娘が『白だよ、白!お塩の味がいい!』と、譲らないので白いご飯のまま。
画像にすると、やっぱりちょっとピンクがかってるほうが、可愛かったナ。
と、悔やまれますが(;_;)
“ゆめみっち・キャラ弁”で検索すると、参考になる画像がいっぱい!
中でもリボンをハムでなく、蒲鉾のピンクのほうが「それっぽい」という作者さんのがあったので、
今回は私も、リボンに蒲鉾を採用いたしました。
鮮やかなピンクのリボンになったと思います(^_^)v
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月24日 22:49
今日は運動会♪
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/13507329241-thumb-autox240-1335.jpg)
絶好の運動会日和です(^_^)v
早いもので、保育園生活で最後の運動会となりました。
“日本一の泣き虫かあさん”ホシノは、我が子であろうがよその子であろうが、
子供達の一生懸命頑張る姿に泣きっぱなし!
娘達年長組の組み体操を始め、本当に素晴らしい演技やかけっこ。
よそのお子さんを画像で載せるわけにいかないので、
お見せできないのが残念ですが、本当にみんなみんな、頑張りました(*^o^*)
年長組では記念に“ゆり組応援Tシャツ”を作成。
背中には、クラスのお友達の名前と、担任の先生の名前が。
とても良い思い出になる運動会でした。
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/135073292413-thumb-180xauto-1337.jpg)
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/135073292414-thumb-autox240-1339.jpg)
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月20日 22:51
足立の花火大会♪
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/13501677301-thumb-180xauto-1341.jpg)
念願かなって、部屋から見えます!V(^-^)V
向かって右に見える花火が、少しビルに 隠れてしまいますが、
十分に満喫できるロケーション!♪
兄も大喜びしてました(^_^)
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/135016773013-thumb-180xauto-1343.jpg)
![](https://www.hs-trunk.com/blog/assets_c/2017/03/135016773014-thumb-180xauto-1345.jpg)
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月14日 22:54
『夢売るふたり』を見てきました
昨日『夢売るふたり』を見て参りました。
ここ数年、映画といえば“プリキュアシリーズ”ばかりでしたが、
久しぶりに『見た!』という手応えのある作品でした。
この映画、多方面から評価がバラバラで、『さすが西川作品!』と絶賛する人と
『よくわかんない~。何が言いたいのかわかんない~』とおっしゃる人と真っ二つです。
私は、当店が絡んでいることは抜きにして、『また見たい』映画の一つです。
男と女の、深い深いお話………
いろんな人生の、深い深いお話です。
たぶん、こう言うと“何を上から”とか、“何悟っちゃってるの!”とか、私が評価されてしまうと思いますが………
“自分は幸せな人間”であることを感じ取れない人や、“どん底”を味わったことがない人には、
わからない映画だと思います。
“西川監督が何を言いたいのかわからない”と評される『夢売るふたり』ですが、
“何を言いたい”とか“何かを訴えたい”とか、そんなもんではないのではないかと。
私が“どん底”を味わったことがある人間かどうかは、皆様のご想像にお任せいたしますとして………
何はともあれ、この作品に私達がほんの少しお手伝いできたことを、誇りに思いますし、
私の一生の思い出となりました。
うちのような、吹けば飛ぶようなちっちゃな美容室から、
縁あってプロデューサーのK氏がお客様であったこと。
そして原案になったYちゃんがお客様であったこと。
私がパイプとなれて、西川監督のお手伝いをできたこと………
それは、皆様がTRUNKを支えて下さったからこそできたこと。
一、美容師とお客様との繋がりで、素晴らしい映画が出来上がりました。
ほら、人生は映画よりドラマチック☆
(Hair Studio TRUNK)
2012年10月 3日 22:54
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